斜視と斜位

みなさん、こんにちは!

創業119年、メガネ、補聴器の老舗セイビドーの清見です!

今回は『斜視』と『斜位』について簡単にお話してみますね。

最近テレビでも取り上げられていて、みなさんも聞いたことがあるかもしれませんね。

『斜視』も『斜位』も視線のズレを表す言葉なんです。

物をひとつに見る為には、右眼と左眼の両方が、見たい物に向かなくてはなりません。

両眼が見たいところに向かないと、物がふたつに見えます。

片眼で見た時に物がふたつになる場合は『乱視』の場合もありますが、両眼で見ると物がふたつになる、という場合は斜視だったり斜位の可能性があります。

では

まずみなさん遠くの、ある一点をご覧ください(笑)

時計でも、カレンダーの字でも構いません。

ご覧になりましたか?

そうしましたら、右眼でも左眼でも良いのでどちらか片方の眼を手の平で隠してみてください。

次に、反対側の眼をすばやくパッと隠してください。

右眼、左眼と交互に隠してみます。

その時に

見ている物が移動しますか?

移動する様なら、斜視、斜位のいずれかが多少なりともある事になります。

と言っても

動いたから即異常だ!という事にはなりません(笑)

普段物がひとつに見えていれば、まったく問題ありません。

ご心配なさらずに(笑)

『見ている物が動く』という事は、言い換えると『眼が動いている』証拠なんです。

『眼が動いている』という事は、手のひらで隠している時は実は眼が違う方向に向いている、という事です。

これは人間誰しも多少もっているもので、その多少の視線のズレをご自分で修正して見ているんです。

ズレが大きいほど、修正するために必用な眼の力が多くなります。

視線が大きくズレている方は、眼精疲労や肩こりといった症状が出る事があります。

夕方になると物がふたつに見える、という方もいます。

今回ご紹介した方法で『物が動く』方で眼精疲労や肩こりでお悩みの方がいらっしゃれば、どうぞセイビドーで視力検査を受けてみませんか?(笑)

また機会があれば、もう少し詳しく書いてみようと思います(笑)

清見でした!