補聴器

セイビドー本店 認定補聴器技能者の五味です。2014年もあとわずか、来年もお客様共々よい年でありますように願います。 今回は 冬の補聴器のお手入れと、留意点についてお話したいと思います。 補聴器は精密な電子医療機器です。長期の使用に耐えられるように作られていますが、十分な性能を発揮するには、日常のお手入れや取り扱いが大切です。 1 クリーニング 補聴器は毎日、柔らかな布かティッシュで拭いて下さい。水や溶剤は機能を損ねるので使わないで下さい。 耳栓は汚れますので、耳栓の中に耳あかがたまってないか点検し、掃除をして下さい。耳栓や、チューブが硬くなり、変色したら交換して下さい。 寒い時期になりますと、チューブの中に水滴がたまりやすくなりますので、時々点検して、もし入っていたらチューブを補聴器から外し、耳栓を親指と人差し指でつまんで強めに数回振って水滴を完全に取ってご使用下さい。 2 留意点 ① 補聴器を使用しないときは、必ず電源を切り、しばらく使用しないときは、電池を外しておいて下さい。 ② ストーブの近くや、直射日光の強く当たる窓辺、車内での放置、高温下や粉塵の多い所には、長時間の放置はしないで下さい。 ③ 強い電磁波のところでは雑音が出る場合がありますので注意してください。 来年も皆様が補聴器を上手に使いこなし、コミュニケーションが取れますよにお手伝いしたいと思っております。宜しくお願い致します。よいお年をお迎え下さい。