ナイロールメガネを作ってみた

山梨で創業121周年メガネ・補聴器のセイビドー 河口湖店の依田でございます 本日はタイトルにもあるように、 「ナイロールメガネ」を作っている様子をご紹介しようと思います そもそも、ナイロールメガネって何?? という方もいると思うので、まずはご紹介します RIMG0890.JPG 写真の様に、フレームの枠が上半分だけのを「ナイロールメガネ」といいます そしたら次に、レンズを外してみましょう RIMG0891.JPG RIMG0892.JPG) 写真を見てお分かりになると思いますが・・・写真がわかりにくいとかは、言わないでね 下半分のフレームがない部分には、テグスが張ってあります 次に、外したレンズの断面を見てみましょう ・・・・・ほら!!早く写真用意して( ゚Д゚) いそいそ(/・ω・)/いそいそ RIMG0893.JPG ごらんの様に、レンズの断面に溝が掘ってありますね 察しの良い方はお分かりになったと思いますが、 ナイロールメガネとは、上半分のフレーム部分にあるでっぱりと 下半分に張ってあるテグスをレンズ断面の溝に嵌めて固定するメガネの事を言います ではここから、どうやってレンズをこの状態にしていくかを説明いたします・・・ 細かく書くと、ひたすらに長いので要所要所で、端折っていきます まずレンズをフレームの形に削ってくれる加工機にレンズをセットし フレームタイプの「ナイロール」を選択し、削っていきます すると仕上がりは、こんな感じ(^^)/ RIMG0895.JPG 断面が平になっているのがわかりますか?? 次に比較として、一般的なメタルフレームという レンズの周りすべてに、枠があるタイプの断面の写真をお見せします RIMG0894.JPG レンズの断面が、山型になっているのがわかりますか? 断面が平な方は、ナイロールメガネ・フチなしメガネ 断面が山型の方は、メタル・セルフレームの時にそれぞれ使用します 話が若干逸れましたが、続きに行きましょう RIMG0895.JPG 先ほどの削り終わったレンズですが、このままだと断面が白くなっています 次に、磨きという作業を行い断面をピカピカにしていきます 先日河口湖店のブログにも名前が上がりました、「バフ」という機械を使って磨いていきます ・・・・・スイッチON ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!! ヴィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!! ・・・・・スイッチOFF  (*´з`)ふう はい、出来ました RIMG0896.JPG 断面が光っているのがわかりますか?? 極端な話をすれば、この磨きの作業は行わなくてもナイロールメガネを作る上では支障ないのですが、ナイロール・フチなしメガネの場合、レンズの断面が外から見えてしまうので磨きを行うことによって、仕上がった時の綺麗さに差が出てきます そしたら次に、レンズに溝を掘っていきます 用意する機械はこちら RIMG0899.JPG 溝堀機、名前は「ジュリエット」と言います 名前は勝手に依田が付けたので、正式名称は知りません これにレンズをセットし、溝を掘っていきます 出来上がりはこんな感じ RIMG0897.JPG 後はこのレンズをフレームに嵌めれば完成です RIMG0898.JPG 今回はブログ様に片方しかしていませんが、通常これを右左で行います 最後に今回紹介した、磨き・溝堀の作業ですが 最近ではこの作業をレンズをフレームの形に削ってくれる加工機で全部出来る様になっています 科学の進歩は、素晴らしいですね ただ依田の場合、長年この流れで作業してきたので どうもこのやり方でないと落ち着かないので、時間は掛かりますが この方法でやっております それでは、長くなりましたが今回のブログはこのぐらいと致しましょう 寒い日が続きますが、皆様体調にはお気をつけてお過ごしください それでは、また(=゚ω゚)ノ メガネのセイビドーホームページはこちらです♪ メガネのセイビドーFacebookはこちらです☆彡